7/2 出発の日
朝はほぼいつもどおりに目覚める。ちょっと違ったのは、コーヒーを飲まなかったことくらい。荷造りのチェックをして、シャワーを浴びて、朝刊を読む。自分の記事がそこに出ているわけだが、「相変わらず写真写りは最悪だ。」などと悪態をつく程度。さて、出発だ。一緒に住んでいる留学生たちに別れを告げ、空港へ。余裕を持って到着したつもりが、手続きやなんやらで異様に手間取った。「アフガンにひとりで観光旅行」というのは、あまり例がないらしい。まぁ、どうせ珍しい人間なんだ。しかたない。
パキスタン航空機に乗り込んで、まず感じたことは、カレー臭い。あの独特のにおいだ。最近はイヤというほどかいでいる。コリアンダー、クミンシード、ターメリック、その他のスパイスをブレンドしたあの香りだ。それの強烈なヤツを想像すればいい。それと、どういうわけか客席の下の絨毯が濡れている。荷物をおいてショック。。。もらった新聞を敷いて荷物をおいた。周りに座っているのは、ガラの悪そうなパキスタン人たち。スタッフに悪態をつき、紙コップを投げつけたりしてる。となりに座った男は、禁煙の機内でタバコを吸っている。まったく。。。
気づくと北京に到着していた。思った以上に疲れていたのだろうか。経由地北京を飛び立ち、これを少し書いた。続きは今夜、イスラマバードで書くことにしよう。
順調という言葉が、そろそろ意味をなさなくなってきそうだ。機内アナウンスで、わからない言葉でなにやら説明がされていた。最後に一言、「インシャァラ〜」と。。。。
飛行機の中など、眠ってしまえばこっちのもの。食事の時間以外はとにかく眠ることにした。そもそも飛行機なんか、必要なければ乗りたくないのだ。空港に到着。外はすでに真っ暗。外に出てみて何に驚くかと言えば、夜とは思えない異様な暑さ。イミグレーションで入国審査を受け、預けていた荷物を引き取り外に出る。手配を頼んだ旅行会社のスタッフが迎えに来てくれていた。前回の渡航時にもお願いしただけあって、スムースに事が運ぶ。経験上、一番ありがたいことは、予定どおりに物事がすすむこと。これ以上感謝すべきことはない。ホテルに到着。もろに安宿。ドアに鍵がかかる。取りあえず安心。窓もガラスがついてるな。今日はとにかく眠ろう。
飛行機が無事に到着したのもインシャァラーか?
パキスタン国際航空の略称「PIA」は「Perhaps I Arrive(たぶん到着できる)」の略だと聞いたことがある。夢にも出てくるな。