2/19 5日目

 今日はナショナルホリデーということで,子どもたちはお休みだった。昨日に引き続き静かな一日だった。一方,ゆうたさんと直美さんにとっては大変な一日(のはじまり)だったと思う。予定では,彼らは一週間での帰国だった。しかし,カブールからイスラマバードまでの飛行機が,希望の日に飛ばないことが判明し,1日早い帰国となった。予定の時間にカブール空港まで出発はしたものの,PIAが飛行をキャンセルしたために,空路でパキスタンに入ることができなくなってしまった。その結果,陸路での移動手段を取ることになった。陸路は,非常に大変らしい。タクシー一台で,アフガニスタンからパキスタンまで行ければ問題はないのだが,国境線で乗り換えることになると,非常に危険で面倒なことになるのだそうだ。が,陸路以外の手段がない以上,決死の覚悟で臨まなければならない。明日は一体どうなるのだろうか。

いつ死んでも納得できると思って生きている人との出会い。人生は長さではなく,死ぬまでにどれだけ悔いなく生きるのかが重要という認識をより強くもつことができた。周囲には命(とにかく死なないことが最優先)を延ばすことが大事だという人が多い中で,ゆうたさんに出会えたことはかけがえない出来事であると思う。

私がMMCCの日本公演の事務局となる話があがった。MMCCでは,今年の8月頃にデンマークとドイツで海外公演をする予定だそうだ。それなら,日本でも是非という提案がデイビットと今川さんから出たようだ。実際に公演を実施するためには,300万円ほどの資金が必要になってくる。その資金の調達方法をはじめ,日本全国で公演をするとなると,様々なところとのコネクションが不可欠になる。そのためには,専従でMMCC日本公演の事務局を務める人が必要なのだそうだ。その候補として私の名前が挙がった。正直,日本での公演を是非実現したいと思っている。しかし,専従となると,ほぼ24時間拘束されることになる。現実的な話をすれば,大学院進学が遠のくことになる。いや,努力すればどちらも可能かもしれない。今の私が何をしたいと思っているのか,この旅で結論を出さなければならなくなった。今は,アフガニスタンにいて,子どもたちや先生との関わりがとても楽しい。是非事務局をやりたいと思う。とは言いながら,長い人生を考えると思い切って決断することができないでいる。う〜ん…。

 

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