Day.6 5/14

 今日も天気が良い。朝食を取りながら、4人で打ち合わせ。ニルスをスタッフに紹介すると共に、彼がおこなう、ジャーナリストワークショップのための準備をする。専門の機材を持ってきてくれたので、それらを、きちんとスタッフに理解させるのが重要。4人での打ち合わせが終わると、スタッフを集合させ、ミーティング。それぞれに自己紹介をし、担当しているプロジェクトについて説明する。さて、仕事を始めよう。あちこちに電話を入れ、パフォーマンスの打ち合わせの日取りを決めた。明日の11時にJIFFの事務所。ここまででまだ10時くらい。サダッフの葬儀に行き、そのままネットカフェへ。データを送る。が、うまくいかず、市街地にある知人の事務所まで行かなくてはならないことになった。電話をしたら、こっちの事務所まで車を出してくれた。どうやら知人の事務所は金曜土曜が休みらしい。事務所が休みといっても、事務所の2階で生活しているんだが・・・。今回、なるべく市街地には近づきたくない。ましてやここ数日は本当に危険だ。カブールの学生たちによるデモは、とくに問題なく終わったという。だが、東部の街で行われたデモでは、やはり衝突が起き、十数人が死亡したという。負傷者は100人を超える。事務所に向かう途中には、先日自爆テロがあった場所を通る。事務所で簡単に作業を終え、せっかくの休日だし、おいしいコーヒーでも飲みに行こうとなった。普段、外出を控えている分、多少外に出たい気持ちも分かる。とある、フランス料理を出す、カフェへ。カフェといっても、大きな庭に椅子とテーブルが並んでいて、カウンターバーまでついている。なんと場違いな・・・。そして、夏場に向けてプールを作っているのだという。あまりの非日常に唖然としてしまった。まぁ、これがアフガニスタンで一番儲かる商売なのは事実だ。お金を持っているのは、外国人だけなのだから・・・。当然、テロの標的になる。ここのカフェの前でつい先日誘拐未遂事件が起きている。とにかく、外国人が集まるような場所は。すべていわく付きだ。当然、それぞれの母国での暮らしを考えれば、おいしい食事を食べたいだろうし、お酒も飲みたい。娯楽も欲しいだろう。難しい問題だとは思う・・・。かといって、外国人がいなくなったら、いったいどれほどのアフガン人が職を失うだろう。かといって、その「職」とは、イスラムの文化を真っ向から否定するものが多かったりする。アフガニスタンは、本当に復興が「始まる」には、あと20年はかかるだろうと言われている。今、ようやく始まった「教育」が、活きてくるのはせいぜいそのくらいがかかるだろうと。今まさにこの国を担うべく若者たちは、本当にろくな教育を受けていない。そのことが、この国にとって大きな足かせになっている。現状維持ができれば、いつか良くなっていくかもしれない。だが。現状維持は、不可能だ。世界の注目があと20年間、この国に注がれ続けることはない。また大きな事件でも起きればそうなるが、そうなったときはすでに遅い。問題点を上げればきりがない。外国人しかお金を持っていないのだから、外国人向けの商売をするのは当然だ。それが反イスラムであることを、だれが責められるだろう。この国の人々は、度重なる侵略と内戦の中を、なんとか生き抜いてきた人々だ。本当に底辺にいる人々にとって、イスラムだかタリバンだか、アメリカだロシアだというのは、なんの変化ももたらさないのだ。

 MMCCのスタッフと、よく話をするようになった。家族のあり方や、日本のこと、アフガンのこと、子どもたちのこと・・・。これは良い時間だ・・・。また別の機会に、まめて書こうと思う。

 

 

 


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