アフガニスタン滞在記 2006/02/17 最初の金曜日

 今日は金曜日。アフガニスタンの休日に当たる。MMCCもお休みだ。一般的な学校やNGOは、週2日休みがあるが、MMCCは金曜日の1日だけ。昨日今日と、生活に必要な物を市場で買いそろえる。連絡手段としての携帯電話も必要だ。なによりMMCCから出なければ問題ないが、いかんせんそうもいかない。あとはひたすらミーティング。アフガンMMCCとJAPAN-MMCCの位置づけや、来日公演に必要な情報の共有。これらにはそうとうな時間を要する。しかも全部英語だ。日本人特有の、「聞けるがしゃべれない」は、ここでは本当に致命的だ。もちろん、現地スタッフはそのことをよくわかってくれているし、いままでの積み重ねから共有しいていることはたくさんある。まず、それぞれが心配していることを出し合ってみた。日本で行う場合に、アフガンでやっていることをそのままやっても意味がないこと。現状でのファイナンス。来日までの準備工程。現地側からは、宿泊について、日程について、協力者について、そしてなにより食事について。昨年のドイツ公演で、相当まいってしまったらしい。各国からいろいろな子どもたちが招かれているタイプのイベント(こういうイベントが私たちは好きじゃない)で、フランスの一流シェフが大きな食堂テントにバイキング形式の食事をそろえていたらしい。そして、関係者はフリーに食べていいことになっていて、当然MMCCの子どもや大人たちもその食堂テントに行くわけだが、シェフたちの見ている前で、子どもたちが一つ一つ鍋をあけては、鼻をつまんではいやな顔をして次の鍋へ。そして、そのまま全員テントを出て行ったという。驚いたのはシェフたちで、ひとつひとつの鍋をチェックしては味見をして、不思議な顔をしていたとか。食事については本当におおきな問題だ。ただ豚肉がだめとかそういうことではなく、たとえ鶏肉や牛肉でも、神に許された方法で捌かれ、調理された物でないと食べられないのだ。日本にはハーラルフードのお店が各地にあって、調理ができる人間が複数いることも伝えた。宿泊先等に関しては、新しい情報として、自然ばっかりのところはむしろ子どもたちにとってはとても退屈になってしまうということ。この辺は、容易にクリアできることだがバランスが難しいな・・・。
 食事は自炊。みんなで分担して食事を作る。買い出しは私を含む数名が行く。カルテセー(4番地区)は、比較的穏やかな地域で、車も少ない。そのぶん夜になると本当に真っ暗だ。足下もよく見えない。現地の人たちには見えているらしいので、夜の外出は不可能だ。暗くなる前に買い出しをすまさなければ。朝から晩までひたすらミーティング。さすがに疲れてくるなぁ。シャワーを浴びられないのがつらくなってきそうだ。まだ2日目とは思えないほどの情報量。さて、明日は写真が撮れるだろうか・・・?

 


inserted by FC2 system